ドバイ万博 | サステナブルな社会を目指す企業について紹介されているフランスパビリオンについてご紹介

ドバイ万博 | サステナブルな社会を目指す企業について紹介されているフランスパビリオンについてご紹介

フランスといえば、美味しいご飯に美しい景色、そしてアートを思い浮かべる方も多いかもしれません。

しかし、フランスは脱炭素社会の実現に向けた動きを加速しています。フランスの航空会社・エアフランスは、列車で2時間半以内で移動できる範囲の国内線の飛行便を廃止しました。また、22年2月にエマニュエル・マクロン大統領は、50年までに原子力発電所を新たに最大14基建設する計画を発表をしました。

万博会場はサブテーマである「サステナビリティ」「オプチュニティ」「モビリティ」の3つのゾーンに分かれていますが、今回ご紹介するフランスパビリオンはモビリティゾーンにあり、パビリオンの中ではモビリティに関する取り組みが紹介されていました。

その中には、サステナブルな社会を実現に向けて取り組んでいる企業の事例が紹介されていましたので、早速ご紹介していきたいと思います!

ENGIE

ENGIE
ENGIE

ENGIE(エンジー)は、フランスに基盤を置く電気事業者・ガス事業者です。世界約70カ国に拠点を持ち、電力・ガスの供給で世界2位の売上高を持ちます。しかし、グローバルで気候変動に対する関心が高まるにつれ、事業ポートフォリオを大きくシフトさせ、再生可能エネルギー、気候変動ソリューションや熱利用事業を積極的に推進しています。

ENGIE
ENGIE

エネルギーだけでなく、生態系に配慮した街全体の設計なども行っており、パビリオンの中では円形になっている大画面の中で、実際に行った事例などが紹介されていました。

FLYING WHALES

FLYING WHALES
FLYING WHALES

彼らのミッションは、貨物輸送による環境負荷を低減させることと、可能な限り環境負荷の少ない方法で、インフラが整備されておらず孤立してしまっている場所を世界と繋げることです。

その方法として、彼らはヘリウムで稼働する最大積載量が60トンもある飛行船を開発しています。いずれは100%電気で飛行できるようにしていきたいそうです。

FLYING WHALES
FLYING WHALES

FlyingWhalesは、空から直接ものを運べるため、木材の輸送なども生態系への影響を可能な限り少なくすることができます。また、インフラが整備されていない地域と聞くと、貧困地域を思い浮かべるかもしれませんが、日本でも大雨による洪水や地震などの災害が起こった時、道路の冠水や破損で特定の地域が孤立してしまうことも珍しくありません。

緊急時に陸路で支援物資が届けられないケースが発生しても、FlyingWhalesでは従来の方法より多くの量を現地へ届けることが可能になることが紹介されていました。

Renault Group

Renault Group
Renault Group

こちらは自動車メーカーのルノーグループです。ルノーグループはRenault、Mobilize、Dacia、LADA、Alpineの5つのブランドから構成され、グループ全体でサステナブルで革新的なモビリティソリューションを提供しています。

ブランドの一つであるMobilizeは、脱炭素社会に向けてさまざまな取り組みを行っており、ブースを設けて取り組みが紹介されていました。

現在、自動車産業は大きく変化しており、都市部では車を所有しない人が増えています。また、今後3年以内に新車の価値は今の半分になると言われており、Mobilizeは消費者のニーズに柔軟に対応できるモビリティソリューションを提供しています。

また、持続可能なエコシステムを作るため、電気自動車の開発に加えてそれを充電するための装置の開発や、サーキュラーエコノミーの観点からバッテリーの再利用なども行っています。

Mobilizeについてはこちら▼

CNRS

CNRS
CNRS

パビリオンでは、世界をリードする研究機関の1つであるフランス国立科学研究センターの展示も行われていました。

世界をより良くしていくためには知識が必要であり、展示されていたのは南極大陸の写真や映像でした。現在地球温暖化と生物多様性の喪失により、深刻な影響を受けていることが紹介されており、展示をみた人々の意識が少しでも高まって欲しいと紹介されていました。

また、南極の地中深くの氷には80万年前の気候について知れる手がかりが眠っているので、現在まで人間が地球の気候に与えてきた影響について知れたことが紹介されていました。

フランスパビリオン全体について

フランスパビリオン

フランスパビリオンでは、サステナブルな取り組みを行っている企業の展示だけでなく、映像を通じてフランスの美しい景色や街の紹介や、フランスグルメなども行われていました。

フランスパビリオン
フランスパビリオン

また、毎月展示内容が変わるゾーンでは、Jean Paulのファッションの展示も行われており、カラフルで目を引く衣装が展示されていました。社会には様々な課題があるけれど、ファッションという言語を返さずにデザイナーであるJean Paul Gaulitierの無限のインスピレーションを紹介することで、明るい未来を築くことができるというメッセージが込められています。

最後に

いかがでしたでしょうか?

豊かな文化を誇るフランスが、サステナブルというキーワードにそって展示を行っているのはとても印象的で、国家をあげて本気で取り組んでいく意気込みを感じることができました。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。

あすてなでは、今後も万博関連の情報を発信して参ります!

4年後の2025年には、大阪・関西万博が行われますが、何か参考になれば嬉しいです。

参照:
https://globetrender.com/2020/11/18/french-company-flying-whales-bringing-back-airship/

丸末彩加

丸末彩加

丸末 彩加(まるすえ あやか)。幼少期をアメリカで過ごし、日本と海外どちらの視点も入れながら、楽しく社会問題を解決したいと思っています。趣味は旅行と音楽と食べることです。linkedinでも情報発信しています!
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