山口市、「スイス観光賞」を国内で2番目に受賞 – 歴史文化遺産が高評価
山口市が、世界的な観光都市を評価する「スイス観光賞」を受賞しました。日本国内では、2023年に京都市がアジア初の受賞を果たしており、山口市は国内で2番目の受賞都市となります。
スイス観光賞は、スイス観光賞選考委員会により選考され、観光分野において、優秀かつ影響力のある都市等を表彰する国際的なアワードで、主に持続可能な新しい観光に貢献する、世界の優れた観光都市等に与えられる賞です。2006年に創設され、今年で12回目となります。昨年度は、日本で初めて京都市が受賞しました。山口市は京都市と同様、文化遺産部門で、国宝瑠璃光寺五重塔に代表される文化遺産や歴史・文化が評価されました。
表彰式は2024年11月1日にスイス・ルガノ市で行われ、山口市の担当者が出席予定。また、同日に開催される「スイス国際ホリデー展示会」では、山口市の魅力を世界の旅行会社や観光団体に向けてアピールし、ヨーロッパからのインバウンド誘致に力を入れる計画です。伊藤市長は「ヨーロッパ市場への進出を目指し、山口市の魅力を最大限にPRしたい」と意欲を語りました。