「Green Journey推進委員会」発足｜サステナブルな旅行と地域貢献を実現する次世代ツアー

2024年8月27日

急速に進行する気候変動や生態系の破壊が懸念される中、観光業における環境保全が急務となっています。これに応えるべく、日産自動車と日本旅行および12社の賛同企業が連携し「Green Journey推進委員会」が発足しました。

この委員会は、エコツーリズムを中心に据えた新しい旅行の形を提案し、観光業界全体の変革を目指しています。地域社会や自然環境との調和を図りながら、持続可能な観光資源の活用を推進し、旅行者にとっても楽しさを損なわない新しい旅のスタイルを提供します。

Green Journey推進委員会とは

環境保全とサステナブルな観光を実現するため、日産自動車と日本旅行をはじめ賛同企業12社*が中心となり、「Green Journey推進委員会」が発足しました。

※賛同企業12社：JR北海道、JR東日本、JR東海、JR西日本、JR四国、JR九州、JR貨物、地球の歩き方、おてつたび、TBWA HAKUHODO、Earth hacks、日本ジオパークネットワーク

急速に進行する気候変動や生態系の破壊を背景に、観光業が環境に与える影響を最小限に抑えながら、持続可能な未来を築くことが求められています。この委員会は、エコツーリズムを中心に据えた新しい旅行の形を提案し、観光業界全体の変革を目指しています。

Green Journey推進委員会は、地域社会や自然環境とのバランスを考慮した観光プランを開発。地域の文化や伝統を尊重しながら、持続可能な方法で観光資源を活用することに焦点を当てています。

また、旅行者自身が環境への負荷を減らす行動を取るよう促し、持続可能な旅の実践を支援するための教育活動も行っています。委員会の活動は、単なる観光促進にとどまらず、地域社会の活性化や環境保護を推進する総合的な取り組みとなっています。

Green Journeyが提供するツアー

環境に配慮した旅行ツアーは増加しつつあるものの、日本国内ではまだ一般的ではありません。その理由の一つとして、サステナビリティを重視するあまり、旅行の「楽しさ」が犠牲になっているという懸念があります。

そこで、Green Journeyは「環境にやさしく、地域も喜び、旅行者自身も最大限に楽しめる旅」という新しいコンセプトを提案。従来の旅行では味わえなかった地域との深い交流や、地域で余っている食材を活用した特別なグルメを提供することで、全く新しい体験を生み出すツアーを開発しました。

さらに、旅行をより充実させるためにLINEミニアプリを導入。訪れた場所でLINEのスタンプラリー機能を使ってポイントを集め、それをサステナブルなアイテムやその他のグッズと交換できる仕組みを提供しています。また、各地に設置されたQRコードをスキャンすることで、その地域の伝統文化やサステナビリティに関する情報を簡単に取得できるようになっています。