グーグル、15年間の再生可能エネルギー契約を締結|持続可能な未来へ
検索エンジンなどのオンラインサービスを提供・運営しているGoogle(グーグル社)は、エネルギー事業者であるØrsted(オルステッド社)から電力を購入する契約を締結したと発表しました。同社は、アメリカテキサス州にあるHelena Wind Farm(ヘレナ風力発電所)から発電された再生可能エネルギーを15年間(150MW)購入します。
Ørstedが所有するヘレナ風力発電所は、268MWの陸上風力発電所です。発電所の建設と運営を行うために300人近い雇用が創出されています。また、数千万ドルの税収も生み出しており、増税せずに地域の学校を支援するなどのサービスを提供します。
Googleは、2030年までに100%カーボンフリーな企業を目指すと発表しており、今回の契約は目標達成に向けて大きく貢献することになります。
Ørstedのオリジネーション部門の責任者であるMonica Testa氏は、次のように述べています。
「クリーンなエネルギーを提供し、共に課題を解決していくパートナーとして、地域及び世界規模でGoogleの脱炭素化を支援できることを誇りに思います。そして、カーボンフリーを実現していくことは、世界中の企業にとって良い手本となるでしょう」
参照:Ørsted and Google sign first power purchase agreement in the US